このブログを読むと、こんなことが分かります↓
- 睡眠のメカニズム
- 寝るときに使われる栄養とは
お悩み相談をいただきました。
寝たいのに、眠れなくて悩んでいます。
寝れたとしても、すぐに目が覚めてしまい、長く眠ることができません。
睡眠を取れていないので、なんとなく体もダル重たいし、授業にも集中できません。
何かアドバイスいただけたらと思い、相談させて頂きました。
お悩み相談いただき、ありがとうございます。
眠れない悩みはとても辛いですよね。
今回のブログでは、悩みを解決できる内容になっていますので、是非試してみてほしいと思います。
解決策のみを知りたい!という方は、下の目次から「解決方法※最重要」か、「まとめ」の項目をタップしてください。
カンタンにですが、自己紹介をさせてください!
- 84年生まれ ドラゴンボール、スラムダンク世代
- トレーニング指導歴19年 現役最前線のパーソナルトレーナー
- ダイエットとボディメイクをメインとした、トレーニングと栄養指導が得意
- これまでに600人以上のボディメイクに成功
- 今も積極的に勉強会やセミナーに参加し、情報のアップデートは随時更新
- からだに対するギモンをお持ちであれば、別記事もご覧ください&ご質問お待ちしております^ ^ ↓
▷寝たいのに眠れない!
生活習慣を整える
専門的な解説に入る前に、まず大前提の確認をさせてください。
生活習慣は整っていますか?
散歩程度でいいので適度な運動と、1日に2食or3食などの食事は取れていますか?
また、食事はお菓子やジュース、甘いモノだけで済ますなどの内容になっていませんか?
「暴飲暴食」という言葉がありますが、これはたくさん食べたという「量」の問題もそうですが、「質(内容)」の問題も含まれているんです。
もしも、明らかな運動不足や暴飲暴食(量も質も)により生活習慣が崩れているのなら、まずここを改善することを強くお勧めします。
それでは、次の項目より本題にはいります。
寝るメカニズムとは
- 「寝る子は育つ」
- 「年を取ると寝なくてもよくなる」
このような言葉を聞いたことはありませんか?
そもそも、睡眠の目的はこの3つです↓
- 疲労した体力の回復を狙う
- 骨や筋肉を成長させる
- 消化器系(胃や十二指腸、小腸など)の活性化
成長期真っ只中のこどもさんは、体を作らなければならないので、自然と睡眠を欲するので良く寝ますよね。
ご年配の方で1日の活動量があまり少ない方は、睡眠時間が少なくてもそれだけで回復できるから、寝なくてもよくなるんです。
ここから、一歩深いところに踏み込んだ内容になります。
眠るには、全身の細胞のテンションを下げる必要があります。
いわゆる、リラックスモード(副交感神経支配)にしなければならないという事です。
リラックスモードになる(細胞活動を下げる)には↓
★1)GABA【ガンマアミノ酪酸(らくさん)】で細胞への通り道を作り、
★2)細胞をオフにする栄養素が届けられることが必要になります。
例えると↓
あなたは細胞をマイナスにする栄養素(リラックスモードにする役割)です。
あなたは目的地(細胞)に向かいたいけど、大きな木(細胞を活発化する役割)が倒れていて通ることができません。
そこへGABAというスーパーヒーローが駆けつけてくれて、大きな木をどかしてくれました!
無事にあなたは目的地へと辿り着き、細胞をオフにして眠ることが出来ました。ZZZZZ
これが寝るメカニズムです。
なんとなくご理解いただけましたでしょうか?
つまり、1)GABAという栄養素と、2)細胞をオフにする栄養素が必要ということです。
次の項目で、GABAを作る栄養素と、細胞をオフにする栄養素を解説をしていきます。
解決方法 ※今回のブログの最重要ポイント
睡眠にも体力が使われるんです。
その体力は、栄養を摂取することにより作られます。
それでは早速、寝るのに使われる栄養素をお伝えします。
GABA = ビタミンB群 + ビタミンC + ミネラル + アミノ酸で作られます。
細胞オフ栄養素 = 塩化物イオン CL-(マイナス)※塩です。
最近だと、GABAをサプリメントとしてそのまま摂取できたり、GABA入りのチョコレートなども売られているので、手取り早くてお勧めです。
自力でGABAを作ろうと思ったら
- ビタミンB群(野菜orサプリ)
- ビタミンC(果物orサプリ)
- ミネラル (果物orサプリ)
- アミノ酸(肉や卵orサプリ)の摂取が必要となります。
アミノ酸はプロテインを摂取することが効率いいので、下記の記事もご覧ください!
塩化物イオンとは、塩だと考えてくれたら大丈夫です。
塩として直接摂取してもいいですし、しょうゆやめんつゆ、各種ドレッシングを活用して摂取するのもお勧めです。
危険!睡眠薬とアルコールの関係
お酒を飲んで眠くなったことはありませんか?
また、そういった知り合いはいませんか?
お酒(アルコール)は、上で解説した塩化物イオンと同じ役割を持ちます。
この塩化物イオンはGABAを利用せずに、強制的に細胞をオフにしてしまう効果があるんです。
これ、実はとても危険な状態にあります。
なぜかというと同じことが、睡眠薬にも言えるからなんです。
睡眠薬も、GABAを利用せずに強制的に細胞をオフにするので、眠くなるんです。
「寝酒(ねざけ)」という言葉は、ここから作られているんですね。
質問者様はまだ10代ですから、きちんとした栄養摂取と運動習慣で上手な睡眠を取れるようにしましょうね!
▷自律神経について
途中の解説に使った言葉なので、少しだけ補足説明させていただきます。
交感神経(活動神経)
表題の通り、活動する時に使われる神経です。
運動、勉強、食事など体を動かすときは、こちらの神経支配が優位になっています。
副交感神経(リラックス神経)
こちらもタイトル通り、リラックスする神経です。
好きな音楽、好きな香り、暗めの照明など、落ち着く雰囲気だとこの副交感神経が優位になっています。
もちろん睡眠もそうなので、雰囲気作りも大切にしてあげてくださいね。
▷まとめ:寝るにも体力と栄養を使う
寝る為の栄養素2つ↓
(1)GABA = ビタミンB群 + ビタミンC + ミネラル + アミノ酸
(2)細胞オフ栄養素 = 塩化物イオン CL-(マイナス)※塩です。
生活習慣を整える
適度な運動、正しい食生活、暴飲暴食をしない
副交感神経を優位にする
リラックスできる雰囲気、環境作り
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
この内容が、少しでも読者様のギモン解決や、QOL向上になるよう願っています。
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