このブログを読むとこんなことが分かります↓
・悪玉コレステロール(LDL)は「悪」じゃない本当の理由
・悪玉コレステロールの役割
・LDLがなぜ「悪玉」コレステロールと呼ばれるのか
カンタンにですが、自己紹介をさせてください!
- 84年生まれ ドラゴンボール、スラムダンク世代
- トレーニング指導歴19年 現役最前線のパーソナルトレーナー
- ダイエットとボディメイクをメインとした、トレーニングと栄養指導が得意
- これまでに600人以上のボディメイクに成功
- 今も積極的に勉強会やセミナーに参加し、情報のアップデートは随時更新
- からだに対するギモンをお持ちであれば、別記事もご覧ください&ご質問お待ちしております^ ^ ↓
▷ LDL(悪玉コレステロール)について
まず初めに、悪玉コレステロール(LDL)について説明させていただきます。
▷ 悪玉コレステロール(LDL)は、Low Density Lipoproteinの略
▷ 役割は、全ての細胞に肝臓で作ったコレステロールを届けること
▷ たんぱく質の膜(袋)に、コレステロールが7つはいっている状態
※善玉コレステロール(HDL)はコレステロールが2つ
▷「Density」の意味は比重、比率、密度
HDLはコレステロールが2つ、LDLは7つなので、数が多くて重たいことからLow(低い、重い)と呼ばれ、その逆説意味として、High(高い、軽い)とつけられました。
悪玉コレステロールは「悪」じゃない!
先の説明でもさせていただいた通り、比重問題としてLowと名付けられているだけで、「悪」という意味ではありません。
※Low Density Lipoproteinの略
むしろ、全身の細胞にコレステロールを届けてくれる、とても良い役割をもっています。
では、なぜ世間一般では「悪」とされているのでしょうか?
この情報を知っておくと、血液検査結果の見方が変わってくるので、是非知っておいてください。
なぜ「悪」と言われるのか?
悪玉コレステロールはたんぱく質の膜で包まれています。
※善玉コレステロールもです。
◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ (この外枠の□がたんぱく質、7つある◯がコレステロールです)
袋がたんぱく質、その中にコレステロールが7つ入っているとイメージしてください。
この袋であるたんぱく質が、「活性酸素」からの攻撃を受けてしまうことで、中身のコレステロールが、血管内にばら撒かれてしまいます。
そのばら撒かれたコレステロールたちは、手と手をとりあい、集合しようとするんです。
集合してしまうと血管内に障壁ができあがり、血液がうまく流れないという状況ができあがります。
※そうすると、血管がつまる、切れるという悪い反応が起きてしまうことが「悪」玉コレステロールと呼ばれる理由です。
活性酸素について
活性酸素とは、「ほかの物質を酸化させてしまう強力な酸素」のことです。
我々は普段、呼吸によって酸素を取り入れていますが、その2%が活性酸素に変換されると言われています。
活性酸素は殺菌力が強く、体内では細菌やウイルスを撃退する役目をしています。
ところが活性酸素が増えすぎると、正常な細胞や遺伝子も攻撃(酸化)してしまうんです。
この活性酸素を正常値内に抑える3つの取り組みをご紹介します。
- 食生活を見直す(食事内容、量、時間帯、食事スピードetc…)
- 生活習慣を見直す(たばこ、お酒、睡眠不足、ストレスetc…)
- ビタミンCを摂取する(野菜、果物、サプリメント)
このことから、悪玉コレステロール数値を下げたいのであれば、普段の生活で活性酸素をどのようにして除去できるかがポイントになってきます。
▷ まとめ
悪玉コレステロールは「悪」という意味ではない!
善玉コレステロールと比べて比重が重く、活性酸素からの攻撃による被害が大きいことから、「悪」と名付けられてしまいました。
余分な活性酸素を除去しよう!
過剰に発生した活性酸素は、正常な細胞すらも攻撃してしまいます。その被害を防ぐ為に、食事、生活習慣、ビタミンCの摂取をしましょう。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
この内容が、少しでも読者様のギモン解決や、QOL向上になるよう願っています。
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