このブログを読むと、こんなことが分かります!
- 「病は気から」という言葉が本当な3つの理由
- 「気」を実際に体感していただきます
さっそく、このブログの結論からお伝えします!
- 気をポジティブに持つことで、抗ストレスホルモンへの影響が大きく作用してくれる
- ストレス対処行動にとり、炎症状態が変化する研究結果がある
- 食べ物や飲み物の記憶の思い返しこそが、まさに「気」の力
少しマニアックになりますが、これから順番に解説していきますので、是非最後までお読み頂けたら幸いです。
カンタンにですが、自己紹介をさせてください!
- 84年生まれ ドラゴンボール、スラムダンク世代
- トレーニング指導歴19年 現役最前線のパーソナルトレーナー
- ダイエットとボディメイクをメインとした、トレーニングと栄養指導が得意
- これまでに600人以上のボディメイクに成功
- 今も積極的に勉強会やセミナーに参加し、情報のアップデートは随時更新
- からだに対するギモンをお持ちであれば、別記事もご覧ください&ご質問お待ちしております^ ^ ↓
▷「病は気から」が本当な3つの理由
「病は気から」という言葉を聞いたことはありませんか?
実はこの言葉には、本当にその力があることが分かったんです。
「病は気から」は本当だった!ストレスはポジティブ行動で打ち消せる
ペンシルベニア州立大学、米国心理学会
研究チームは、「ストレス対処行動がうまくいくと炎症を軽減できる」と発表しました。
ストレス対処行動とは・・・
ストレスを感じている時に、ストレスをどう受け止めて対処したかを示す内部的反応
要するに、ストレス対処行動がうまくいくことで、ストレスによる負荷が軽減されるということです。
上記研究の詳細は、””872人の成人被験者に8日連続で血液検査を受けてもらい、ストレスについてのチェックを毎日記録した”” というものです。
ストレス問題に対して、下記3つの数値結果が変化することが分かりました。
理由その1▶︎サイトカイン
血液検査項目で、免疫細胞から分泌されるタンパク質である、サイトカインを調べる検査がありました。
免疫細胞とは、まさに「ウィルスと闘う門番」であり、体内の恒常性を意地する為に必要な細胞です。
ネガティブに物事を捉える人と、ポジティブに考える人とで、マーカー反応に大きな差が出たとされています。
理由その2▶︎C反応性たんぱく
C反応性たんぱく(CRP)とは、炎症が起きると、血液中に増える反応数値のことです。
サイトカイン同様に、物事の考え方や、受け止め方によって、それぞれ違いが出たと研究結果に報告がありました。
理由その3▶︎炎症マーカー
最後に炎症マーカーですが、これはストレス反応の度合いによって高いか低いかをチェックする項目になります。
ストレスに対して・・・
○ ポジティブに対処できている人はマーカーが低い
● ネガティブに対処している人はマーカーが高い
このような研究結果が出ています。
この炎症(ストレス)マーカーの上昇は、生活習慣病や認知機能の低下などの危険因子となることが知られています。
このように「気」をポジティブに持ち、ストレス対処の能力を高めることで、体内の炎症反応を抑える= 病を抑えることが出来る ということです。
▷3つの例で、実際に「気」を体感できます!
- 元気
- 気力
- 気合
- 気付く
- やる気
- 気になる
- 気のせい
- 気楽
- 気難しい
- 気が滅入る
- そんな気がする
- 気持ち
- 気にする
- 気がそれる
- その気になる
- 気概 etc…..
どの言葉にも、「気」がはいっています。
それだけ無意識のうちに、我々は「気」という心を言葉にして使っていることが分かります。
言葉は力
同じような体格、筋力、腕の長さの男性2人が腕相撲をしたとします。
あー、この勝負、負けちゃうかもなー………
よーし、この勝負絶対に勝ってやる!!!!!
実際に口に出してもいいですし、心の中で思うだけでも大丈夫です。
この場合、おそらく勝負に勝つのはBさんでしょう。
このように、やる気(気持ち)が身体能力を凌駕するということは、珍しいことではありません。
勝つぞ!合格するぞ!やってやる!大丈夫!自分なら出来る!あなたにしかできない!
肯定的な意見や感情は、自分だけでなく周囲にも伝染します。
良いイメージ、勝つイメージ、良い雰囲気など、とにかく結果が良い方向に考えてみてください。
ダイエットにも全く同じことが言えます。
痩せるイメージ、痩せた自分、ダイエット結果が出るイメージなど、良いことを考え続けて、それに伴った行動を続けましょう。
レモンの記憶
画像のレモンを10秒間見てください。
どうでしょう、過去の記憶から「酸っぱい」という感覚が掘り起こされ、唾液が出てきませんか?
これは「酸っぱい」という酸性の反応を打ち消す為に、唾液(アルカリ性)で中和しようとする脳の働きが起こるからなんです。
これらは無意識に行われる、気持ちと脳内記憶の関係性を引き出す実験になります。
梅干し、グレープフルーツ、みかん、パイナップルなどでも同様の実験ができますので、是非試してみてください。
甘いものは別腹?
「甘いものは別腹」と自分に言い聞かせたことはありませんか?
当たり前ですが、人間の胃袋は1つですし、甘いものを見たからといって、急激に消化スピードが速くなるワケでもありません。
ではなぜ、このような言葉が生まれたのでしょうか?
これは、甘いものを食べたいという欲求(食欲)が、胃(内臓)の形を変化させて、無理やりスペースを作ってしまうんです。
この「食べたい」という気持ちが、内臓の形すらも変えてしまうという体内反応が、「別腹」という言葉に変わってしまいました。
ダイエッターの皆さんは、言うまでもなく甘いものはNGです。
まずは胃袋を小さくするのも、結果を出す為の有効策ですね!
なぜダイエッターは甘いモノを制限すべきか知りたい方は、下記ブログをご覧ください。
▷まとめ
最後にまとめをお伝えします!
- 気をポジティブに持つことで、抗ストレスホルモンへの影響が大きく作用してくれる
- ストレス対処行動にとり、炎症状態が変化する研究結果がある
- 食べ物や飲み物の記憶の思い返しこそが、まさに「気」の力
- 良い「気」は自分自身にはもちろん、周囲にも伝染する
- 常に最良のイメージを持ち続けよう
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
この内容が、少しでも読者様のギモン解決や、QOL向上になるよう願っています。
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