季節の変わり目に、体調を崩したことはありませか?
- 寒くなると咳がゴホゴホでる
- 暑くなる(暖かくなる)と倦怠感に襲われる
これにはきちんとした理由があったんです。
今回の記事は、このような方に向けて書いています。
- 季節変化のタイミングで体調を崩しやすい方
- なぜ風邪をひきやすいのか知りたい
- 対策をして、1年中健康な体を維持したい
質問を頂きましたので、順番に解説させていただきます!
まずは結論からお伝えします。
- 季節変化で体調を崩すのは、「恒常性」が失われるから【健康50%:季節変化適応50%】※本来は健康100%
- 風邪をひいてしまったら、とにかく「睡眠」をとる【薬との上手な付き合い方について解説】
- 健康な体を維持する為に必要な栄養素を摂取する【糖質(ブドウ糖)、タンパク質、ビタミンC、ビタミンA】
質問いただきました!
ここ最近、朝晩が急に冷えるようになってきましたよね。
この時期になると、咳や鼻水など体調を崩しがちで悩んでいます。
なぜこうなってしまうんですか?
その理由と、対策があれば教えてください。
ご質問有難うございます。
季節変化による、体調の不具合ですね。
春先の暖かくなる時や、冬の入り口で寒くなる時などは体調を崩しやすい理由があるんです。
これから順番に解説させていただきます!
カンタンにですが、自己紹介をさせてください!
- 84年生まれ ドラゴンボール、スラムダンク世代
- トレーニング指導歴19年 現役最前線のパーソナルトレーナー
- ダイエットとボディメイクをメインとした、トレーニングと栄養指導が得意
- これまでに600人以上のボディメイクに成功
- 今も積極的に勉強会やセミナーに参加し、情報のアップデートは随時更新
- からだに対するギモンをお持ちであれば、別記事もご覧ください&ご質問お待ちしております^ ^ ↓
▷なぜ季節の変わり目に風邪をひきやすい?
季節が変わると、気温と湿度が変わります。
そうすると、体の中ではこのような変化が起こり始めるんです↓
健康を維持する能力、いわゆる【恒常性】が崩れることを意味します。
恒常性について、少し解説させてください。
恒常性とは↓
“” 内部環境を一定に保とうとする働き “”
のことを表します。
ここでいう恒常性は「健康」になり、それを害する要員が「季節変化による気温・湿度変化」にあたります。
体内では、この季節変化による気温・湿度変化に慣れよう(適応しよう)とする働きが起こります。
その時に、本来は健康を維持する為に使われる栄養が、適応力に分配されてしまうんです。
【従来】 栄養100% → 健康恒常性100%
【季節の変わり目】 栄養100% → 健康恒常性50% 適応性50%
健康恒常性が50%に減っていることから、ウィルスの侵入に弱くなり、体調を崩しやすくなります。
なので、この季節の変わり目は↓
栄養150% → 健康恒常性100% 適応性50%
このようにする必要があるんです!
※栄養については後述します。
▷季節の変わり目に風邪をひきやすい人の特徴5選
季節変化で、体調を崩しやすい人の特徴を5つ紹介させて頂きます。
この5つに該当するものが1つでもあれば、今日から改善しましょう!
睡眠不足
日々、睡眠時間はどれくらい取れていますか?
睡眠は体を守る為に、一番必要な行動策です。
栄養不足
栄養はバランスよく摂取できていますか?
また、摂り過ぎやジャンクフード祭りになっていたら改善をお勧めします。
運動不足
体が運動不足になると、血液の巡りが遅くなり、自己免疫力が低下してしまいます。
普段ならその状態でいいかもしれませんが、この季節変動の時はストレッチやウォーキング程度でも動くことをお勧めします。
寒さ暑さに自信を持っている
このようなことは記憶にありませんか?
- 朝晩は冷えてきているのに、まだタオルケットで寝ている
- パジャマが季節に合っていない
- クーラーや、加湿器をうまく使えていない etc….
特に夜の寝ているときの時間が、体調を崩す要因のひとつになっています。
腸内環境が悪い
腸内には、多くの菌(善玉、悪玉、日和見菌)が生息しています。
生活リズムの悪化によりこの腸内フローラが崩れると、免疫力の低下に直結してしまうんです。
腸が喜ぶ状態にするには、コチラの▶︎腸の状態を良くして得られる3つのメリットを参考にしてください。
▷風邪をひいてしまった時は「睡眠」をとろう【薬との付き合い方】
”” 睡眠は最大の医療だ “”
こう言われるように、体調を崩した時は「睡眠をとること」が何よりも重要視されています。
ですが、連日の仕事や勉強などがあるので、一日中好きなだけ寝ているなんてできませんよね。
そこで、お薬との上手な付き合い方を紹介します。
日中は薬で症状を抑える
日中は交感神経(活動神経)が優位なので、比較的辛さは抑えられます。
ですが、それでも風邪や体調不良の不具合は、体にとって嫌なものですよね。
そういった時は、抗生物質や解熱剤などお薬を利用して、仕事に集中できるよう行動しましょう。
寝る時はお薬は使わない
軽度の症状であれば、睡眠中の自己免疫による回復に任せましょう。
夜は副交感神経(リラックス神経)が優位になるので、それまで活動神経によって抑えられていた体調不良の症状が、ストレートに反応します。
- 夜になると咳がでる
- 夕方以降になると、熱が上昇してくる
夕方以降にこうった反応があれば、体調不良はまだ完治していません。
ご注意ください!
症状がひどい場合は(緊急策)
症状がひどく、うまく眠れない場合は、お薬を利用して少しでも症状を抑えて寝るようにしましょう。
ただし、これは緊急策となるので、相当体がしんどく辛い状態の時のみ利用してみてください。
睡眠は大事ですが、そもそも眠りに落ちれないので回復もなにもありません。
▷健康な体を維持する為に必要な栄養素4つ
健康な体を維持するた為に、必要な栄養素が4つあります。
- ブドウ糖
- たんぱく質
- ビタミンC
- ビタミンA
これら4つは体の基盤を作る上で、最も重要な栄養素になります。
炭水化物(ブドウ糖)
ごはん、パン、麺類のことです。
この糖質(ブドウ糖)があってこそ、体の基盤は作られるし、脂肪燃焼もスムーズに働きます。
タンパク質
このタンパク質も、体の基盤を構成する大事な栄養素です。
具体的にどれくらい摂取したらいいかは、▶︎具体的に何グラム摂取したらいい?の記事をご覧ください。
お試しパックセットで、お気に入りの味を見つけましょう!
ビタミンC
この4つの中で一番重要なポジションになります。
ビタミンCは、免疫対策のみならず、内臓機能活性化、脂肪燃焼、健康など、多岐にわたって活躍してくれます!
毎日少しでもいいので、摂取すると体の中が正常化してくることでしょう。
ビタミンA
ビタミンAはを豊富に含む食材は↓
- レバー
- うなぎ
- にんじん
- ほうれん草
- 春菊 etc….
などたくさんありますので、旬の食材を食べてビタミン摂取をしましょう。
手っ取り早くサプリメントの摂取もお勧めです。
▷まとめ:気温、湿度、栄養に気を配ろう!
体調を崩す要因として、気温、湿度、栄養状態にはくれぐれもご注意ください。
これから寒くなる(暑くなる)シーズンでは、ウィルスが蔓延しやすくなる季節です。
そんなウィルスに負けないよう、運動、栄養、休養の三本柱で、体調管理を続けましょう!
- 季節変化で体調を崩すのは、「恒常性」が失われるから【健康50%:季節変化適応50%】
- 風邪をひいてしまったら、とにかく「睡眠」を大事にする【薬との上手な付き合い方について解説】
- 健康な体を維持する為に必要な栄養素を摂取する【糖質(ブドウ糖)、タンパク質、ビタミンC、ビタミンA】
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
この内容が、少しでも読者様のギモン解決や、QOL向上になるよう願っています。
内容がいいねと思ったら、知り合いやご家族、大切な友人にシェアしていただけたら嬉しいです。
メールマガジンの配信もしていますので、そちらのご登録もお待ちしております。
- 「◯◯について知りたい!」
- 「最近◯◯って流行っているけど、実際どうなの?」
- 「◯◯に悩んでいるから、アドバイスが欲しい」etc...
上記のようなギモンや悩みがありましたら、下記フォームよりコメントをお待ちしております。
コメント