断食(ファスティング)にチャレンジするなら、まずこの記事を読んでください!
断食について、有料レベルで徹底解説させて頂きます↓
- 断食の正しい目的、手順(方法)、注意点
- 断食のメリット7選
- 断食のデメリット3選
まずは、結論からお伝えします。
- 断食はダイエット目的ではなく、内臓洗浄が最大の目的である(昔は医療として扱われていた)
- ファスティングには、半日、1日、3日などの期間がある
- 準備期、実施期、回復期によって摂取する内容が変わってくる
- 断食して減った分の体重は、元に戻るということを理解して臨む
- 半年に1回くらいのスパンがお勧め
カンタンにですが、自己紹介をさせてください!
もともと私自身、断食について興味がありました。
数年前になりますが、ファスティングマイスター学院にセミナー生として通い、勉強させて頂きました。
今回の記事では、断食(ファスティング)ついて、徹底解説させて頂きます。
間違った断食方法をしている方を一人でも減らすことができ、断食の効果を最大限に実感してもらえたら嬉しいです。
質問いただきました!
断食について興味はあるんですが、どうすればいいかわかりません。
ただ食べないだけではダメなんですよね?
注意点やお勧めの酵素ドリンクなど、詳細を教えてもらえたらと思います。
ご質問ありがとうございます!
確かにファスティングは、たた食べないだけでななく、きちんとした方法や注意点があります。
今回の記事では、そのあたりを重点的にレクチャーさせていただきますね。
▷断食(ファスティング)について【知識編】
まず初めに、下記3点をご確認ください。
これから順番に解説させていただきます。
ファスティングとは
「ファスティング」とは、日本語で「断食療養法」という意味を持ちます。
古来より断食は、主に疾患回復や難病克服が目的とされ、現代の取り組み方とは違ってきている部分があります。
昔は食べないことで体の毒素を排出し、健康になると信じられていたようです。
断食の目的について
現代では、健康者が自らの精神力や集中力を高め、肉体や内臓を健康へと改善し、ストレスの解消や腸内フローラの改善のために、実施されることが多いです。
つまり、内臓をしっかり休ませて、その後の活動を活発化させてより健康になろうという働きが一番の目的です。
また、胃袋を小さくすることにも繋がるので、普段の生活に戻った時に摂取量が少なくて済むことから、ダイエットのきっかけになると言えます。
膨らみすぎた食欲を落ち着かせるという意味では、ダイエット効果はあります。
継続しておこなうものではないので、あくまで「ダイエットのきっかけ」程度に考えて取り組みましょう。
「腸内フローラを整えて痩せ腸を作る!」に関しては、こちらの記事をご覧ください。
向き不向きについて
ゴハンを食べないことで脳がブドウ糖不足により、拒否反応を起こす場合があります。
※脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖(ごはん、パンなど)
その場合、頭痛や倦怠感に襲われることも多いので、もしそうなった場合は即刻ファスティングを中止し、
チョコや飴など、吸収性の高い糖質を食べることをお勧めします。
体重変動について
とはいえ、一定期間の間は何も食べないので、体重は減少傾向にあります。
ですがこの減った分の体重は、食べ始めれば100%ではなくても戻るということを念頭においてください。
何か特別な理由があって、「その日に向けてなにがなんでも体重を落としたい!」ということであれば、頑張って最後まで取り組みましょう!
▷断食の流れ【実施編】
それではここから本題に入ります。
ファスティングは大きく分けて、準備期、実施期、回復期の3つに分かれます。
メインは実施期ですが、この前後の準備期、回復期も重要な役割があるので 、情報として知っておきましょう。
期間について
取り組む期間については、主に3パターンあります。
- 半日ファスティング(初級)
- 1日ファスティング(中級)
- 3日ファスティング(上級)
〜 半日ファスティングの流れ 〜
ファスティング初心者は、まずここからチャレンジしてみましょう!
朝食(準備期)
昼食、晩食(実施期)
翌日の朝食、昼食(回復期)
〜 1日ファスティングの流れ 〜
半日ファスティングができて、平気であれば1日ファスティングに取り組んでみましょう。
実施日が1日の場合は、前後1日ずつ準備と回復にあてましょう。
※日にちは例です。
10/29 準備期
10/30 実施期
10/31 回復期
〜 3日ファスティングの流れ 〜
3日何も食べない、上級編になります。
実施日が3日の場合は、前後2日ずつ準備と回復にあてましょう。
※日にちは例です。
11/1,2 準備期
11/3,4,5 実施期
11/6,7 回復期
〜 3日以上はお勧めしません 〜
上級編である3日ファスティングをおこなうと
「まだまだ全然続けられる!」という気持ちに変わってきます。
ですが、これは体中のあらゆる細胞を壊して無理やり脳への栄養供給をしている状態なので、健康を害している状況にあります。
なので個人的には、3日以上の断食はお勧めしません。
特にこの時期(現在2021.10.28)は、コロナウィルスやインフルエンザなどの免疫対策もしなければならないので
継続できても3日が限度にしておきましょう。
用意するモノ
これら2つは実施期に摂取するものです。
- 予定している日数×2リットルの水(1日に2リットル飲みましょう)
- 酵素ドリンク(1日に、240mlの摂取をしましょう)
水(ミネラルウォーター)
胃や腸に消化器官系に負担をかけたくない為、ミネラルウォーター(軟水or硬水)がベストです。
オススメ酵素ドリンク
酵素ドリンクについては、こちらがオススメです。
↑味、口当たり、飲みやすさ、栄養素、価格(コスパ)、全てに置いてお勧めできる酵素ドリンクです。
(味覚に関しては、あくまで私個人の感想になりますのでご了承ください。)
なぜ酵素ドリンクを飲むんですか?
ファスティング実施期間中は、何も食べることができない為、栄養がまったくとれません。
そうして何も食べないと、内臓機能や肉体は衰退していく一方なんです。
それを阻止して、最低限の栄養を摂取できるのが、「酵素ドリンク」になります。
酵素ドリンクには、1日に必要なビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養バランスが完全に摂取できるんです。
理論上は酵素ドリンクだけで、普段の食事をしなくても生きていけるという完全バランス飲料になります。
▷いざファスティングスタート!
準備期
この準備期では、普段食事を摂ることで利用していた消化器系(胃や腸)を、徐々に休ませる期間です。
風邪をひいた時の食事をイメージしてもらえたら、分かりやすいかと思います。
基本的に米やパンなどの固形物の摂取はなくすのと、高カロリーや味の濃さ、ボリュームの多い食事は避けましょう。
菓子パンやアルコール、喫煙も控えることをお勧めします。
あとは水分を多く摂るように意識して、準備期間とします。
水分は最低でも1.5リットルは飲むようにしてみましょう!
実施期
実施期間中は、一切の食事を断ちましょう!
飴、ガム、スープ、フリスクなどの清涼菓子などもNGです。
とにかく口にするモノは、水と酵素ドリンクのみになります。
- 予定している日数×2リットルの水(1日に2リットル飲みましょう)
- 酵素ドリンク(1日に、240mlの摂取をしましょう)
コーヒー、牛乳、豆乳、甘酒、お茶、紅茶、烏龍茶などもNGなので注意が必要です。
とにかくこの実施期は、水と酵素ドリンクしか口にしてはいけないとお考えください!
炭酸水も控えましょう!
ネットでは「空腹をまぎらわす為に炭酸水を利用してもOK」という記事もあります。
しかし、実際は炭酸に含まれる二酸化炭素が、腸内でガスを発生させ、腸内の活動が起きてしまうので、不可となります。
ここまで徹底しなければならないので、ファスティングに取り組む日程は、仕事日の関連も含めてご検討ください。
また、運動するなら軽くストレッチや散歩程度に抑え、激しい運動はしないよう気をつけましょう。
※理由は後述します。(*注意点4)
水分をたくさん摂取していますから、トイレは我慢せずに行きましょう。
とってもお腹が空きますが、お腹空いた時に鳴る「腹鳴」を楽しんでください!
回復期
準備期同様、軽めの食事を心がけましょう。
ファスティング明けの回復期の朝は、お味噌汁を飲んでみてください!
普段通りの味噌の量を使うと、味が濃すぎて舌がヒリヒリします。
文字通り、五臓六腑に染み渡るあの感覚を、是非体験してほしいです!
その後、お昼ごはんはお茶漬けやうどんなど消化に良いものを選んで食べましょう。
きっと少し食べただけで、お腹いっぱいの感覚を味わえると思います。
ファスティングする前は胃も膨張し、それに脳も慣れているので気づけませんでしたが
少しの量で満足できる体に変わったことを実感してみてください。
4つの注意点
〈*1〉ここまで何度か解説してきていますが、腸内洗浄が行われたので体重は減ります。
ですが、普段の食事に戻ったらそれはまた増えることは理解しておきましょう。
〈*2〉女性は生理後に実施するのがお勧めです。
生理前は体内に水分を溜め込もうという作用が起こるので、過剰浮腫(むくみ)の原因になります。
〈*3〉体調管理には注意しましょう。
風邪気味や体調の優れないときは、ファスティングは実施しないようにしましょう。
〈*4〉ファスティング中は過度な運動は控えましょう。
体を動かす元となる糖質(エネルギー)を摂取していないので、過度な運動をすると、筋肉を分解してエネルギーを作り出してしまいます。
これは代謝の低下や、ダイエット効率の悪化に繋がるので、注意ポイントです。
便を見て判断しよう
ファスティング終了後、どのタイミングで普通食に戻せばいいかを判断するには、便を見て決めましょう。
・バナナ状で黄色からオレンジ
→腸内環境が良好な証拠 通常食へ戻してOK
・お腹を下していたり、茶褐色やコロコロ状態
→腸内環境がまだ整っていない証拠 回復食を続けましょう
▷メリット7選
続いて、ファスティングを続けた結果として得られるメリット7つを紹介させて頂きます。
- 体重が落ちる
- 回復後の内臓機能の活性化が期待できる
- 集中力が増加する
- 5感が鋭くなる
- 体型が変わる
- 胃袋を小さくできる
- 食の時間を他のことに当てられる
私自身たまにファスティングには取り組みますが、上記7つのうちの最後に記載した
「食の時間を他にことにあてられる」ことが、一番のメリットと感じています。
今までは食事をしていた時間を、仕事の事務処理にあてられたり
このような記事を書く時間に使えたり、時間捻出が出来ることが嬉しいポイントです。
五感が鋭くなるのも、とても実感します!
特に、ファスティング明けの回復期に飲む味噌汁は絶品です。
ほんの少し味噌をいれるだけなのに、やたら濃く感じる瞬間は幸せを感じます!
あの感覚は、是非みなさんにも試してもらいたいです。
▷デメリット3選
次にデメリット3つを紹介します。
- 筋肉分解が起きてしまう
- 激しい活動量を伴う運動ができない
- 免疫力の低下
デメリットとして、細胞を削ってエネルギーを作り出しているので、少なからず筋肉量は減ってしまいます。
すなわち、代謝の低下=ダイエット効率の悪化が起こってしまうということです。
それに加え、十分な栄養が摂取できていないので、免疫力も低下してしまいます。
コロナウィルスやインフルエンザウィルスに立ち向かえるだけの体力が、一時的とはいえ低下してしまうんです。
なので、もしファスティングに取り組むのであれば、タイミングやご自身の体調とよく相談して日程を決めてみてください。
こういった側面から、ファスティングは長期的にするものではないということが、ご理解頂けたかと思います。
▷まとめ:上手に断食を取り入れよう
体重の増加が止まらない場合や、一度内臓系をリセットしたい場合は、ファスティングに取り組みましょう。
ただし、時期を考えて行動するようお願いします。※デメリット参照
また、一人で取り組むのは難しい場合は、ご家族や友人、知人を巻き込んで仲間と一緒に続けると挫けずに続けることができます。
SNSを通じて、「◯◯日間、ファスティングに取り組みます!」と宣言してもいいかも知れません。
ご自身の体にあった、最良のファスティング結果になることを期待しまして、終わりになります。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
この内容が、少しでも読者様のギモン解決や、QOL向上になるよう願っています。
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